革命のファンファーレ(西野亮廣さん著)の一節にSW的に思うこと#2

前回、キングコングの西野亮廣さん著の「革命のファンファーレ」の一節について、SWの視点で考えてみました。

「行動しない人間はアホである」

何回見てもやっぱりいささか乱暴だし、当てはまる人間を選ぶフレーズだと思う。

この言葉によって突き動かされる人にとっては非常にパワーがあるフレーズである。

前回のおさらい

前回は、SWとして後見人をしているときの本人の心情を少し分析してみた。

「人との関わりが怖くて仕事できない」

後見人ということは、本人は何かしら病気や障害を持っているわけである。

でも、病気や障害ということだけで、社会が拒否反応を起こす方に、より「障害」があり、その「障害」は社会が生じさせていると思う。

そう考えて、よくよく顔を上げて、周りを見渡すと、同じように仕事に対してアレルギーのようなものを感じている人が多いことに気がついた。

社会に障害があることによって、本来の能力を抑制されている人もいるということである。

様々な情報や個性を無視して、ひと括りにカテゴライズすることは、やはり乱暴である。

本当に「行動しない人間はアホ」なのか?

ストレスフルワールド

みなさんは、ストレスを感じずに仕事していますか?

この問いに「はい」と答えることができる方は、達観されていて別次元におられる方である思います。

そういう方はここで読み終えてください(笑)

この先に何かプラスになるようなことはないと思われます。

過去の僕を含む大多数のみなさんは、

「そんなわけないだろ!ストレスフルだわ!」

と勢いよくお答え頂くか、内心の熱量はそれくらいか、いずれかではないでしょうか。

僕もそうです。

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