【国試モチベシリーズ#1】社会福祉士国家試験の解答テクと実践応用術

はじめに

みなさん、国家試験対策のモチベーション続きますか?

僕は1年続かなかったです。

なぜなら、「この知識は受かったあとに使うん?」と懐疑的であったからです。

例えば、大学受験の数学の知識のようなもんで、「実生活にsin、cos、tanなんて使わへんやん!」と大人になってから思ったことと同じです(あくまで個人の意見です)。

もちろん「勉強」すること自体に、癖づける意味では必要だとは思ってます。

でも、でも、でも

本当に知識として覚えたことって、実際の仕事で使うのかどうなのか!そこんとこを現役社会福祉士として、答えていきたいです。もちろん、「完全暗記問題」とバッサリいくものもあります。

あとは、【解答テク】ですね。

受かってはいませんが、司法試験受験のため法科大学院に行き、毎日毎日文章の勉強をしてました。

その中で、「選択肢の切り方」を論理的経験的に身に付きました。選択肢が切れるだけで合格がかなり近づきます。

全く内容が分からなくても、【解答テク】で切り抜けることもできます。

実際、僕は社会福祉士試験のための勉強は、一問一答の問題集しかやっていません。さぁ始めます。

ちなみに過去問集は、中央法規の過去問解説集2022を使ってます。

https://www.chuohoki.co.jp/skillup/social/8304/

第33回第4問

日本におけるがん(悪性新生物)に関する次の記述のうち、正しいものを1つ選びなさい。

  • 1 近年において、がんは死因の第2位となっている。
  • 2 がんと食生活は関係がない
  • 3 早期発見を目的とするがん検診は、がんの一次予防である。
  • 4 近年の傾向として、胃がんの「死亡率」は低下している。
  • 5 がんの治療は、手術療法に限られる

解答テク

まず、5つの選択肢の中での切り方を解説します。

この中で、純粋な知識問題は「1」の選択肢のみです。日本における死因の順位で「がんが第1位」ということを知っているかどうかです。

あとは、文言的に、2と5が切れます。2は、「関係がない」と言い切っている部分に着目です。あとは、一般常識として、食生活とがんは関係があるという感覚で、切ります。

5は、「限られる」と限定しています。「限定」は疑いましょう。その後、がんの治療はには、「抗がん剤治療」すなわち「化学療法」があるということを知っているだけで、5は切れます。

ここまでで、選択肢は3と4に絞れました。

ここで3をみると、「がん検診は、がんの一次予防」とあります。「一次予防」という点に着目し、それが検査で良いのか考えます。通常、健康維持は、普段の食生活や運動など健康増進が予防効果を持ちます。この点検査が一次予防となるのはおかしいです。

最後に、4。正解です。胃がんの死亡率が低下していることは、テレビなどからの情報でもわかります。

芸能人でいえば、雨上がり決死隊宮迫さんは、胃がんでしたが摘出することで治療ができています。

現代においては、「治るがん」があるということを覚えておきましょう。

解答テクは以上です。

【動画編もあります】

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