目次
やってみた結論
社会福祉士の独立経営は、成り立ちます。
今では生活も豊かになってきました。
経歴
僕は、大学は法学部で、大学院は法科大学院でした。
そんな僕は、社会福祉士の資格が必要だと思って、仕事しながら日本福祉大学の通信で取得しています。
今では経営する社会福祉士事務所を法人化して5年目となりました。
これから社会福祉士の国家試験を目指す人、社会福祉士を持っているけど社会福祉士の資格の使い道に迷っている人の助けになれば幸いです。もちろん、独自の社会福祉士”観”をもって活躍されている方には、必要のない話かもしれません。
では、行ってみましょう。
社会福祉士って何ができるの?
社会福祉士しかできない仕事はありません。社会福祉士という国家資格の名称を名乗ることができるいわゆる名称独占です。
そうすると、「社会福祉士の仕事って何なん?」といつも聞かれます。
その点は、このブログでも書いてますので興味のある方はご覧ください。
僕たちの事務所では、主に任意後見を受任して、今すぐ相談して何かしら手伝ってもらいたいという方には、相談援助で関わっています。
社会福祉士の仕事が信頼される要因として、「専門性」が挙げられます。
これはかなり重要ですし、僕自身専門性の重要性を理解できたのは資格を取得して、1年以上あとでした。
ここでいう「専門性」とは、社会福祉士が行う相談援助の中で、
・初回相談に行ったり
・生活歴を聞いたり
・既往歴を聞いたり
・家族構成をきいたり
面接を行う場面で力を発揮します。
どう発揮するのかと言いますと、初回相談に自宅に行ったときでいうと、家の様子を見るだけで相談者さんの生活の様子、認知症の有無の見当などの見込みがつきます。これは経験を根拠として、判断してます。
生活歴を尋ねる場合は、相談者さんが何を優先的に大事に考えているか、ときには厚生年金の未支給分の判明などのきっかけともなりえます。このときも、質問をする根拠があります。
家族構成を聞く場合は、相談者さんが信頼を置いている人は誰か、困ったときに頼れる親族はいるのか、相続が起きた場合どうなるか、という民法の家族法・相続法の観点を整理することを根拠に聞いています。
ここまでご覧になって勘のいい方は専門性とはなんぞやがわかったと思います。
はい、「社会福祉士の挙動のほとんどにおいて根拠がある」ということです。
これは、社会福祉士の行動を説明する説明義務にも対応するところです。
社会福祉士の仕事は、この「専門性」を主軸とすれば、なんでも幅広く仕事ができる国家資格です。