【時を戻そう】新人SW時代の失敗談ベスト3

ワケが分かっていなかった新人SW時代の恥ずかしい失敗談です。

今、振り返ると「まだまだ青いな」とか思います(まだ未熟なんですが)。

SWに成り立てで何を道しるべに仕事を頑張ったらいいか悩んだり、純粋なSWとしての仕事のなかで失敗してる人の話をみて、勇気を持って欲しいです。

「わたしならもうちょっとやれるかも」、と。

分からないことが不安の原因だとすれば、知ることが一歩踏み出す勇気にもなります。

そんな失敗談をランキング形式でまとめてみました。

第3位 イス取りゲーム

インテーク(面接)の際は、事前事後の様々な場面設定がされています。当時はそのどれもわかっていませんでした。

「イス取りゲーム」というのは、新人の自分が描いていた場面設定と経験者が描いていた場面設定がバッティングして、あたかもイスを取り合うように、位置取りが被ってしまうことを意味します。

事前打合せ

ご本人との面接の前に、基本情報を頂いて確認しておきます。また、当日どんなことを話せば良いか関係者と意見を擦り合わせておきます。基本情報でお名前などを確認する意味は当然のこと、当日確認することをなるべく減らす目的もあります。

そうすることで、大事な聞くべきこと、ご本人の気持ち(話)に集中できます。あまりにもたくさん質問事項を用意しておくと、ほとんどの場合、全て聞くことができません。

たくさん質問がある時点で、ご本人を疲れさせてしまい、面接に耐えかねて話ができなくなることもあります。それに、質問ばかりでは、ご本人は気持ちよく話をすることができません。

面接技術的にもそうですが、相談者が話しやすい環境づくりが大切です。人間、第一印象が今後の関係性の大部分を決定づけます。第一印象は、取り返しがつかない、今でいう「アップデート」なんてできないので、細心の注意が必要です。

座る場所

面接する場所は、原則自宅です。なぜなら、ご本人が一番リラックスできて、かつ、生活環境を知り、現在の状況の予測を立てることができるからです。

今回重要なのは、話し始めの座り場所です。ご本人は、いつも座っている位置がリラックスできる場所であることが多いので、そこを中心に座る場所を、面接の取り回しをする立場のSWがその場一瞬で判断をして、自然に誘導できると完璧です。

例えば、メインで話をするのがSWなのに、変に遠慮して、本人から一番遠い下座に座ったとします。そうすると、ご本人との距離があるがために微妙な顔の表情や反応をみることができません。

結果として、聞きたいことも聞けず、面談にかかるストレスをご本人もSW側も感じることになってしまいます。

僕のデビュー戦はどうだったのでしょうか。

本題のイス取りゲーム

僕は始めて面接を取り回す立場にいながらも、ご本人が予想外のところに座ったのであたふたしてました。その瞬間、その横に他の方が座ってしまったのです。

「詰んだ、、orz」

そう思いました。でも、始めてのことで計画を立てて挑んだので、席を変わろうと動きました。

その瞬間、場の空気がピリッとしたのがわかりました。

今振り返っても、この行動のヤバさが分かっていない自分が怖いです。へたをすると誰かにぶちギレられてもおかしくないと思います。

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