社会福祉士の資格が必要な3つの理由
「えっ?名称独占なら、専門性だけ身に付ければ、資格なくして仕事できるんじゃないの?」
はい。仕事できます。
実際、僕は社会福祉士事務所設立時は、資格を持っていませんでした。
でも、仕事をする中で社会福祉士の国家資格の必要性を身に染みまして、それは3つの理由から必要だと思います。
専門性
序盤でも説明しましたが、重要なのでもう一度詳細を説明します。
社会福祉士は、相談者さんの周りにいる医療福祉関係者と連携を取る必要があります。
それは、社会福祉士の仕事の中に「連絡及び調整」(社会福祉士及び介護福祉士法2条1項)というものがあるからです。このように根拠を明確にすることも専門性です。
医療福祉関係者とIC、カンファレンス、担当者会議、ケア会議など様々な場面で情報を共有する場面があります。
このとき、共通言語として専門性を背景にした言語を理解していると、仮に会議中にご本人が理解できなくても、社会福祉士が内容をかみ砕いて、会議中、会議後にご本人に説明することができます。
このように、専門職との連携の場面と、ご本人に説明する場面において、専門性を発揮する必要があります。
こうして連携が取れるようになると、今後の連携もスムーズにとることができます。