うつ病。
誰でもなる可能性があると聞いてました。
でも、それは”対岸の家事”として、他人事に思ってました。
自分がなるまでは、、、
社会福祉士事務所を起業する前のお話です。
目次
うつ病を認めない
身体の不調は、いつもありました。だから、特別なこととは全く考えていなかったです。
あるとき、仕事で誤字脱字が多くなるという凡ミスが連続しました。
「やる気ないよね?」
「仕事なめてんの?」
「この仕事合わないんじゃない?」
そんな言葉ばかり浴びせられてました👹
そうした日々が続くと、脳がきゅーっと締め付けられるというか、熱くなるというか、オーバーヒートのような状態になりました😱
翌朝、いつもの時間に目が覚めましたが、身体を起こすことができませんでした。嘘だと思うかもしれませんが本当です。
でも、休みの連絡を入れてからしばらくすると何もなかったかのように動けるんです。このときは、「疲れてるだけかな」くらいにしか思ってませんでした😜
翌朝、また身体を起こすことができず、出勤できませんでした。
このとき初めて「うつ病かも」と頭をよぎりました。
ただ、認めたくない、認められたくないから病院には行きませんでした😠
診断
波があるんですね🌊
仕事に行ける日と行けない日がある程度の間隔で繰り返してました。
繰り返してるうちに、全くいけなくなりました。
心配して仕事でお世話になっていた相談員さんが家に来てくれて、
「心療内科でみてもらって原因を知ろう。そうすると、不調は病気のせいにできるよ。」
その言葉で受診の決意をしました。そのときの面談、今となっては社会福祉士の先輩の実力のすごさを感じます。
「うつ病」
あまりにもあっけなく診断書がでました。
僕はうつ病。
自立支援医療受給者証
申請しませんでした。絶対に。
1割負担になっても、病気から抜け出せなくなる気がして。
長期休暇
診断書の治療期間に沿って休暇をとることになりました。
周りからは「環境かえるためにも辞めた方がいい」と何度も言われました。
辞めなかったのは、まだ職場が異常だと思えていなかったし、何より意地でした。
ひょんな出会い
長い休みがあるんだから、一人旅でも行こう、スキューバダイビングのライセンスでも取ろう、せっかくなら、海の綺麗なところに行こう🏖️
それが、石垣島・竹富島との初めての出会いでした。
圧倒的癒し系
島の人たちは、本当に暖かくしてくれました。
仕事のことを忘れて、昼からオリオンビール🍺
夜には、他の旅の人たちと泡盛でゆんたく🍻
あー、こういう時間の使い方を忘れてたと思いました。
心の淀みがすーっと流れていった気がしました。
八重山病の発症
それからというもの、1年に2回は島に”心の洗濯”に行くようになりました。
そして、気が付いたときには、島に「帰る」と島の人たちから「おかえり」と言ってもらえるようになり、
「ただいま」と反射的に言っている自分がいました。
八重山病、発症です。病識ありです(笑)